2016-01-01から1年間の記事一覧
2016年ももうすぐ終わり。 今年は本当にあちこち行きました。京都、福岡、福井、岡山にも行きました。 夏に行った瀬戸内の島々のことも印象深いです。その中でも自分なりに特に記録として書いておきたいと思うのは大島のことです。伊豆大島ではなく瀬戸…
ずっと野又さんの個展を見たかったのだが、いつも機会を逃していた。やっと念願叶った。 野又圭司 氏(1963〜)は函館市生まれ岩見沢市在住の彫刻家。北海道大学文学部哲学科を卒業後、1980年代後半から本格的に創作活動を始めた。自己の内面を反映したボック…
1979年に開館した夕張市立美術館は、 道内では網走に次いで二番目の市立美術館だ。 私が小学生だった頃、夕張に家族で遊びに行き、一度中をちらっと覗いたことがある。その時は確か白黒の写真や佐藤忠良の彫刻があった。古めかしい建物だった。 2012年、美術…
瀬戸内海の豊島から犬島、直島へ行きました。これは直島に着いてからの記録です。 やっぱ直島は数時間ではとても見切れないですね。ちゃんと全部見ようと思うなら一泊くらい必要かもしれない。そういえば黄色いかぼちゃを見つけられなかった。 8.11 続き 犬…
瀬戸内海の豊島から犬島、直島へ行きました。その記録です。香川日記とあるけれど、犬島は岡山県です。 これから瀬戸芸に行かれる方は読まないほうがいいかもしれません。 8.11 授業で滞在していた豊島から四国汽船の高速旅客船で犬島へ向かった。9時50分…
(博多駅前) 2016年6月20日、高松へ行ったついでに(全然ついでじゃない)福岡へ行きました。その記録です。 高松駅で23時頃高速バスに乗り、博多に着いたのは7時50分。 沖縄以外では京都より西に来たのは初めてだ。まだ美術館も何も開いていな…
(豊島美術館内のアプローチ) 三題噺みたいなタイトルですが違います。豊島美術館に行って感じたことを書きました。 豊島美術館に初めて行った。現代アートの聖地・瀬戸内の中でも特に有名な場所のひとつであろうここは、自然豊かな豊島のシンボルのような…
今とっている授業の関係で瀬戸内海の豊島に行って来ました。直島とならぶ言わずと知れた現代アートの聖地ですが、豊島石や社会福祉事業、かつての産業廃棄物問題など、知れば知るほど奥が深い島です(知れば知るほど奥が深くない土地なんてどこにもないんだ…
(写真は特に内容と関係ないです) 本の感想です。随筆です。内容に触れます。 吉野せい(1899~1977)は、現・福島県いわき市小名浜生まれの文筆家。 1916年頃から小学校教員を務める傍ら山村暮鳥と交流する。1921年、詩人・三野混沌と結婚…
(朝の函館駅近く、セイコーマート前) 3月15日から29日まで、「アートとリサーチ 北海道の旅とプロジェクトのプラン作成 アーカイブ ワークショップ」というものに参加していました。 その記録②です。 2016年3月21日 昨晩(20日)に札幌を出て、朝5時過…
「ジプシーのとき」を下高井戸シネマで見たので感想を書きます。 ※内容に触れます。まだ見ていない方はご注意を。 学部の時にエミール・クストリッツァの監督作品「アンダーグラウンド」を見て、映画にハマった。 数々の美しいシーンと大胆な設定。その背景…
3月15日から29日まで、「アートとリサーチ 北海道の旅とプロジェクトのプラン作成 アーカイブ ワークショップ」というものに参加していました。 アートとリサーチ ワークショップ参加者公募 | さっぽろ天神山アートスタジオ アートとリサーチワークショップ…
本を使った趣味といえば、ほとんどの場合読書のことをさすだろう。しかし、読書以外にも本を使った趣味というものは存在する。 例えば、本を集めること。署名本や初版本など、レアな書籍を集める人がいる。僕は面白そうな本をとりあえず買って、読まずにため…
新潮文庫の吉本ばなな著「キッチン」を読む。 「キッチン」の前編後編と、「ムーンライト,シャドウ」というのが入っている。 初めてちゃんとした恋愛小説というものを読んだ気分。でも、男女の一対一の恋愛関係ばかりについて描いているのではなく、そこが…
最近デジタル一眼レフを買った。買うまでなかなか決心がつかなかった。 私は古い小さなデジカメをもっているのだが、画質がほとんど変わらないこともあって、普段はもっぱらスマホのカメラを使っている。 今回、図書館に行って貴重資料を出していただくこと…
五美大展を初めて見た。 改めて確認すると、多摩美大、武蔵野美大、女子美大、東京造形大、日大芸術学部が参加。国立新美術館で展示される他、各大学の大学美術館等でも卒展は行われる。五美大展は簡易縮小版と言ったところか?絵画や彫刻の展示のみで、デザ…
1978年に北海道で撮られたモノクロ写真と、2009年から2010年にかけて撮られたカラー写真の展示。撮影風景のスライドや展覧会のトークショーの記録映像も見られる。 感想を考えながら見ていたが、うまく言語化できない。わからないなりに感想を書…
毎年開催している映像ミュージアム。以前は文化の日に合わせていたが、移動したようだ。座席は6~7割埋まっている感じ。うーん・・・(もっと人が入ればいいのに)。 フィオナ・タンはインドネシアの華僑の父とスコットランド系オーストラリア人の母の下に…
1948年から続く「札幌美術展」シリーズ。 モーションとは物理的な動き(動作)、エモーションとは心の動き(感動)である。活性とは機能や効率が向上したり、反応が活発だったりすることである。この展覧会では生命体のように活動を続ける都市をテーマと…
五年前の2011年3月11日、どこで何をしていたか。 私は家にいて自室で本を読んでいた。谷崎潤一郎の「鍵」だ。棟方志功の挿絵が入っている作品だ。 地震がおきた。 いつもより強くて長い揺れだった。が、普段時々ある地震と大きな違いは感じられなかった。物…
・「北海道開拓記念館」のリニューアル展 「北海道開拓記念館」がリニューアルし「北海道博物館」になった記念に開催された「夷酋列像 蝦夷地イメージをめぐる人・物・世界」展を見に行った。この展示は巡回し、国立歴史民俗博物館でも行われる。 旧北海道開…
・春画展へ行く ここ数年で最も話題になった美術展と言っても過言ではない「春画展」。混むと聞いていたのでわざわざ平日の朝一番で行ったにも関わらず、開館前には既に30人以上並んでいた。土日でなくとも毎日2000人の入場者があるという。 今回の展示は…
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