この「秋田日記」は「秋田市文化創造交流館(仮称)プレ事業 SPACE LABO」への応募企画「秋田と北海道をつなぐ」の際に秋田で滞在調査・制作をした11日間の記録です。
この企画では、①北前船②平福穂庵・百穂のアイヌ絵③佐藤家 という3つのテーマについて調べ、秋田と北海道との繋がりについて探り、考えました。
以下の文章は序、プロローグです。SPACE LABOのコーディネーターであったFさんに向けて送ったメールの内容になります。
2019.11.6.
Fさん
お疲れ様です。SAPCELABO、いよいよ始まりましたね。
①北前船について
まず「日本遺産・北前船」のサイトを見ました。
今回は日程を長くとったのでほとんどの市町村で博物館や文化財を見ることができそうです。能代市と由利本荘市ではガイドさんをお願いしているので、
また、いま気になっているのは「日和山」です。
ひとまず今回の滞在では、まず早い段階で企画展「北前船と秋田」
文献としては、
「北前船と秋田 (んだんだブックレット)」(加藤 貞仁著、無明舎出版、2005年)
「北前船おっかけ旅日記」(鐙 啓記著、無明舎出版、2002年)
を読んでいるところです。
まず文献を調べました。
・「平福百穂『アイヌ』の周辺」(山田伸一著、
・「北海道の平福穂庵」(加藤昭作著、「北域」第三十八、
が見つかりました。「平福百穂『アイヌ』の周辺」
ちょうど11月半ばからは秋田県立近代美術館で平福穂庵の展示が
なんとなくポイントとなりそうなのは、平福父子の二人とも、
と、ここまで書いて、
学芸員の方からは「評伝 平福百穂」(加藤 昭作 著、短歌新聞社、2002年)
③佐藤のルーツについて
秋田市にいる私の父のいとこに電話で連絡しました。父のいとこ「Kおばさん」は、
私の父は「佐藤のルーツは大館とか鷹巣とか秋田の北の方らしい」
私の高祖父「佐藤よねぞう」(米蔵?米造?)は、
Kおばさんはだいたいこのような内容を教えてくれました。
Kおばさんから、私の知っていることは全部話す、
今は、先祖の顔を想像してドローイングを描いたりしています。それから、北秋田市から古い戸籍を取り寄せているところなので、それが届けばまた何かわかるでしょう。
そのほか、文献としては
「菅江真澄と秋田 (んだんだブックレット)」(伊藤 孝博著、無明舎出版、2004年)
「秋田藩 (シリーズ藩物語)」(渡辺 英夫著、現代書館、2019年)
に目を通したところです。
以上、それぞれ①、②、③
無理にまとめる必要もないとは思いますが、
佐藤拓実
・2019.11.08~11.18. 秋田滞在スケジュール
土崎港、道の駅あきた港、虚空蔵尊堂、大学、Kおばさんの家
・11.09.秋田市 秋田県立博物館「北前船と秋田」、小泉潟公園
・11.10.由利本庄市 松ヶ崎八幡神社
秋田市 スペースラボツアー
・11.11.能代市 向能代稲荷神社・恵比寿神社、北萬、風の松原、はまなす展望台、
・11.09.秋田市 秋田県立博物館「北前船と秋田」、小泉潟公園
・11.10.由利本庄市 松ヶ崎八幡神社
秋田市 スペースラボツアー
・11.11.能代市 向能代稲荷神社・恵比寿神社、北萬、風の松原、はまなす展望台、
日和山方角石、紙谷仁蔵の墓、八幡神社、金勇
・11.12.にかほ市 沖の棒杭、象潟郷土資料館、戸隠神社、古四王神社、物見山
・11.13.由利本荘市 由利本荘郷土資料館、
にかほ市 金浦湊(日枝神社、方角石)、高昌寺、三王森の方角石、
・11.12.にかほ市 沖の棒杭、象潟郷土資料館、戸隠神社、古四王神社、物見山
・11.13.由利本荘市 由利本荘郷土資料館、
にかほ市 金浦湊(日枝神社、方角石)、高昌寺、三王森の方角石、